あやうく裏Zacker's行き
ブルーバードV510 Qsの巻



昭和42年式のブルーバードバン(1300cc 3速M/T)が入庫してきました。
エンジンオイル漏れとセルモーターの噛みあわせが悪いということでの入庫です。
どうせ修理するなら1600ccのエンジンに載せ替えて、ソレックス、5速M/Tなどなどと
冗談のつもりでオーナーと話していたんですが・・・・
オーナーの手元にはある雑誌がしっかりと握られていたのです。



「この510ブルーバード、シルビアのエンジンが載っているんですけど僕のにも載りませんかね?」
オーナーがある記事のページを開いて聞いてきます。

なになに、フムフム、どうやらその筋の車好きの間ではシルビアエンジンは定番の改造
なかには、ターボ付までいるようです。
そんな記事を読んでいると悪い虫がムズムズしてきました。
しかも、定番と言われるとやっとかないと・・という気になります。

「載るんじゃないスカ。どうせだったらソレックス、5速M/Tばっかなんで
純正のインジェクションに快適4速電制A/T、エアコン付きにしましょう。
馬力も出るんでフロントのブレーキもディスクブレーキにして、もちろんフル公認。」

(あちゃ〜チョット大きく出すぎちゃったかな?)

「いいですね〜。じゃ、それでお願いします。」

「え!・・・(マジすか)

そんないきさつで始まったのが今回のプロジェクトです。


  〜製作工程〜

 これがドナーのシルビアQs(PS13)です。
 依頼主が5千だか1万円だかで放置されいたのを譲ってもらったそうです。
 とりあえず、エンジン、A/T、配線などなどをいただきます。
 で、こっちが患者のS42年ブルーバードバン(V510)です。
 こっちの方もエンジン、3速M/T、ラジエター、などなどを外してエンジンルームをどんがらにします。
 ちなみにコレが純正のエンジンです。
 L13という1300cc、72馬力のエンジンです。
 エンジンメンバーの加工中です。
オイルパンが干渉するので三分割にした後、真ん中の部分を逆にして再度付け合せします。
 ボディーに仮組みして補強板をあてながら溶接いたします。
 とりあえず位置決めのため、エンジンを入れてみました。
 ラジエター、ファイヤーウォール、ボンネットなどとの関係を見ながら
ここらへんに決定。
 (ちなみにSRエンジンは向かって右下がりでオイルパンが水平になります。)
 位置が決まったのでドナーからもぎ取ったエンジンマウントをいいように加工してメンバーに取り付けます。ミッションマウントは510のを加工して、フロアーの取り付け穴を開け直して取り付けます。
 A/Tが思った以上に大きく、セレクトレバーをロッドで動かすスペースがなかったのでMade in USAのレーシングカー用「B&M メガシフター」を使用しました。ワイヤー式で汎用性があるので便利ですよ。
 配線です。エンジンはもちろん、A/Tも電子制御なのですごい数となってます。(何本引きなおしたか解からなくなりました。)
 コンサルト
(ディーラーの診断器)対応なので不調の時は日産のお店でも診てもらえるはずです。
 アクセルワイヤー、燃料系、インテーク、エキゾースト廻り、エアコン配管でエンジンルームは出来上がりです。
 ちなみに水廻りは純正ラジエターをフィン増し加工、電動ファン2基(サーモスイッチ式)でほどよく安定しています。



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