あやうく裏Zacker's行き
ブルーバードV510 Qsの巻のつづき



裏ZACKER'Sとの違い

〜強度計算、制動距離計算〜

 

 プロペラシャフトはシルビアのスリーブヨーク部分を切り外して、現車から寸法を取り、長さを決めた510用に溶接します。
 このとき、プロペラシャフトの内外径、軸の長さを測っておきます。
 アクスルシャフトは510バン純正のものをそのまま使いました。
 
 アクスルシャフトも外径、長さを測っておきます。
 デファレンシャルもバン用の純正を使用しました。
 リングギヤとピニオンギヤの歯数を数えてファイナル(最終減速比)を出します。
 強度計算をする上で必要不可欠な部品の引張り強さを見ているところです。(部品を引っ張って引きちぎれる時の強さです。)
 プロペラ、アクスル共、引っ張ったくらいでは引きちぎれませんでした。

 フロントブレーキは510のSSSからストラットごと持ってきました。(キングピン、キャリパーブラケットなどの強度計算省略のため)
 ブレーキパットとハブのセンターの距離、履いているタイヤの半径を計っておきます。

以上の測定結果から計算書類を作成します。

プロペラ、アクスルシャフト強度の安全率
危険回転数NC/推進軸の最大回転数N>1.3
(エンジンがレッドゾーンまで回ってかつ、トップギヤの時安全かどうか)

プロペラ、アクスルシャフトのねじり強度の安全率
許容ねじり応力/ねじり応力>1.6
(エンジン最大トルクでかつ一番低いギヤのとき使用されている材料が安全か)

制動距離計算
フロント、リヤ合計の制動力で時速50Km/hから急ブレーキをかけたとき
22m以下で止まれるかどうか(ただし、空走距離は0.1秒とする)


こんな意地悪な問題をだすなよ的な計算です。
「ただし、空走距離・・・」なんかいちばんイヤなタイプですが
コレでディスクブレーキの公認をとっとけば、あとからR32の4ポットをつけようが
スリットディスクローターをつけようがこっちのものなので、がまんがまんです。

エンジン、ミッションはハーネス、補器類、センサー廻りなど、まんまシルビアなので
もちろん強度計算不要、メーカー発行の諸元表のコピーでOKです。


と、めでたく完成となりました。

Special Thanks
石尾ラヂエター、小松モータース、原田レーシング


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