This is a real Hot Rod・・・・NOT!
Perfect GraphicsMOMOちゃん改めMELLOWのFORDが入庫してきました。
横浜で開催されるカーショーに行くため以前から効きの悪かったブレーキの修理の依頼です。

しかし、なんなんでしょうこの車。昭和3年式ですって。
しかも、MELLOW曰くオリジナルの部分はキャビンだかベットだかの一部だけで
他はすべて改造(手作り)もしくは他の自動車からの流用だそうで
かなり強引に組み立てられている部分も多々見受けられます。
でも、アメリカにあったときはこれで草レースに出ていたというだけあって
60年代のマスタングのものらしいエンジンはかなりいい吹けあがりです。
50年代にはこんな感じの車で実際レースが行なわれていたそうで
その当時の作り方で近年作られた車だそうです。
で、依頼のブレーキなんですが、乗った感じ効きが悪いというよりスコスコで効きません。
他の車からの流用品であろう得体の知れないマスターシリンダーはオイルがカラッポ。
MELLOWは「5〜6回続けて踏めばそのうち効く。問題はブレーキオイルが漏れるので
継ぎ足しながら乗るのがちょっとね・・・」とまるでアメリカンなことを言っています。
確かに、継ぎ足す端からダラダラとオイルの漏れるマスターシリンダーは
「ちょっとね・・・」といった感じですけど・・。
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得体の知れない流用品と言いましたが、実は今回の場合、意外と早い段階で得体が分かっていたのです。 前回のProjectの時、つけたり外したりしたマスターシリンダーにとてもよく似ていたのです。ということでおそらくアメリカに輸出されていた”DATSUN”のものだろうと当たりをつけ調べたところ、やはり”510ブルーバード”のものであると判明しました。 |
しかし、今ついているマスターシリンダーはフロントディスク車用で、
この車(四輪ドラム車)には、はなから相性が悪いものがついています。
(そこらにあったやつをつけたといった感じでしょうか。)
そこで交換しようとなったわけですが、そういえばブルーバードにはボルトオンの
ブレーキブースター(エンジンの負圧を利用してブレーキの効きを上げる装置)が
オプション設定されてたよな〜という話が浮上してきました。
が、このブースターに関しては賛否両論ありまして、レースカーなんかは
エンジンの負圧が安定しないのでブースターをつけない場合が多いようです。
アメリカでは、いかにも速く走るだけという車の場合は取り付けていなかったり、
わざとブースターだけ室内に隠してつけている改造車もあるくらいです。
この車も生粋の(?)レースカーなので止まる事は考えない方が
アメリカ的で本来の姿なのかもしれません。
しかし、レース会場だけ走るんだったらパラシュートでもつけるか
廃タイヤの山に突っ込んどけばどうにかなるんでしょうけど
今の日本の道路はカッコだけで走れるほどあまくありません。
幸い、この車のエンジンの負圧は安定しておりブースターも作動しそうです。
で、”う〜ん、ブレーキブースター付けてみる?作戦”となりました。
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作戦といってもブルーバード用のマスターバックと四輪ドラム用マスターシリンダーを取り付け、ペダルに入るピン穴の位置を変えてレバー比を変更し、マニホールドから負圧を引っぱっただけなんですけど。 でも出来上がってくるとやっぱり50年代の草レース仕様の作り方ではない(と思われる)し、ピカピカのマスターシリンダーが”いかにも”でちょっと照れくさいです。(う〜ん、どうなんでしょう。) |
同じくモレモレのクラッチのマスターシリンダーも交換しました。
(これもピカピカ。う〜ん、どうなんでしょう。)

照れ隠しにパイプはあえて引き換えず元と同じよう(50年代草レース風?)
強引なレイアウトそのままにしてみました。
(うゎ どうなんでしょう。)
ブレーキの効きは現在にも通用するくらい良くなったのですが・・・
まあ、無事自走でカーショーに行って帰ってきたので本来の目的は達成です。
MELLOWさん、おつかれさまでした。